記事一覧
- 人間ドックとは、その概要と主な目的
- 人間ドック、コース料金・費用の相場、そして健康保険
- 人間ドック、受診のポイントと、生活習慣病予防への活かし方(1)
- 人間ドック、受診のポイントと、生活習慣病予防への活かし方(2)
- 人間ドック 新基準値のポイントと注意点
- 脳ドック、その概要と費用、人間ドックとの関連について
- 抗加齢ドック~主な検査項目と料金・人間ドックとの関連
・後期高齢者医療制度 5分で概要マスター
・特定健診と特定保健指導 3分でポイント理解
・更年期障害 症状と対策~安心を得るために
・脳梗塞のリハビリと後遺症 押さえておきたいポイント
・脳梗塞と食事~予防・改善に向けた食事療法
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人間ドック、受診のポイントと、生活習慣病予防への活かし方(1)
人間ドックで必要なことは、「検査前日の飲食の注意を必ず守ること」となります。
また病気治療中の人の場合、「事前に必ずその旨を伝えておくこと」は必須となります。
とりわけ見落としがちなのは、「普段の生活の状況をなるべく維持したままで、人間ドックの検査を受けること」です。
人間ドックがあるからと言って、検査の前の数日程度だけ断酒する人がいますが、このようなことをしても、検査結果にはほとんど影響を及ぼさないそうです。
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むしろ、生活習慣病の発見のためには、「普段どういう生活をしているか、そしてそれをどう改善していくか」を明らかにすることが病気の予防として効果的なので、そのためにも「普段の生活のまま」で、検査受けることが大切になってくるわけです。
健康診断は、大手企業のサラリーマンや公務員などはその受診率も高く、おおむね90%超といわれますが、その一方で、受診義務のない自営業者や主婦、定年退職者などの受診率はがくっと落ちて、30~40%台で推移しています。
(余談ですが、この受診率の低さが、2008年4月から実施されている「特定健診」がうまく機能するかどうか懸念された大きな理由のひとつと言われています。詳しくは、姉妹サイト 「特定健診と特定保健指導 3分でポイント理解」 をご覧ください。)
受診率の低い理由はいくつか考えられますが、費用の問題を除けばなんらかのかたちで「自分の身体の異常に正面から向き合うことが、つらくてイヤだから」という、心理的な面があるかと思われます。
人間ドック、受診のポイントと、生活習慣病予防への活かし方(2)に、続きます。
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